日本橋三越本店(東京)で30日、お歳暮の店頭受け付けが始まり、大手百貨店のお歳暮商戦が本格スタートした。三越は物価高を受けて節約のために暖房の使用を控える人が増えるとみて、体が温まる鍋セット「温活鍋」や災害時用の常備食を用意。他社は能登半島を支援する商品など趣向を凝らした企画をアピールする。  高島屋は31日に店頭受け付けを始める。能登半島地震の被害を免れた希少な日本酒や能登の老舗旅館「加賀屋」が監修した地元グルメの詰め合わせなどを売り込む。  大丸松坂屋百貨店は12月から来年2月まで3カ月連続で届く定期便ギフトをオンライン限定で受け付けている。


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