【ニューヨーク共同】経営立て直しを目指す米航空機大手ボーイングは28日、新株発行などで190億ドル(約2兆9千億円)規模を調達する方針を発表した。機体の品質問題に加え、ストライキの長期化で財務状況が悪化しており、新たな資金を調達し財務の立て直しと社債の格下げ回避を目指す。  ボーイングによると、資金確保のため普通株9千万株などを売り出す。売り出し価格は近く決定される見通し。  ボーイングの労組は、執行部が会社側と暫定合意した25%の賃上げを軸とする労働協約を否決し、9月13日からストに突入した。


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