週明け28日午前の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=153円台後半を付けた。7月末以来、約3カ月ぶりの円安ドル高水準。衆院選で自民、公明両党の与党が過半数割れとなり、政治情勢の不透明感から円売りドル買いが進んだ。  午前10時現在は前週末比1円51銭円安ドル高の1ドル=153円45~46銭。ユーロは1円17銭円安ユーロ高の1ユーロ=165円62~64銭。  政局の不安定さを警戒し、日銀が早期の追加利上げに動きにくくなるとの見方が円売りにつながった。輸入企業による実需のドル買い円売りもあった。


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