三菱UFJフィナンシャル・グループとKDDIが共同で出資するインターネット銀行とネット証券の資本関係を再編する方針を固めたことが19日、関係者への取材で分かった。2024年度中にも、三菱UFJが「auカブコム証券」を、KDDIが「auじぶん銀行」をそれぞれ完全子会社化する。  日銀の利上げによる「金利のある世界」への回帰や、新しい少額投資非課税制度(NISA)をはじめとした投資ブームを受け、それぞれの注力分野に経営資源を集中する。資本再編後も顧客サービスなどで協力関係を続ける。近く発表する。


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