九州フィナンシャルグループ(FG)傘下の肥後銀行は18日、紙の通帳の新規発行や繰越時の手数料を新設すると発表した。個人客や個人事業主の口座が対象で、2025年4月1日から1冊あたり550円かかる。現物の通帳からインターネットサービスへの移行を促すことで、コスト削減や環境保全につなげる。

通帳を発行した翌月の15日に、口座から引き落とす形で手数料を徴収する。発行時に70歳以上の顧客などは手数料が発生しない。同行によると紙通帳のウェブ移行を促すことで、年間約40トンの二酸化炭素(CO2)削減につながるという。

九州FGでは傘下の鹿児島銀行も、22年1月から通帳の発行手数料として550円を求めている。

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