札幌市はメガバンクの行員をグリーントランスフォーメーション(GX)推進室の職員として受け入れると発表した。21日付で着任する。金融分野に精通した人材を招き、GX関連の投資案件を探す資産運用会社の誘致を加速させる。

推進室の事業担当課長としてみずほ銀行の行員が、係長として三井住友銀行の行員がそれぞれ就任する。秋元克広市長は18日の記者会見で「行政には金融に関するノウハウがない。メガバンクの幅広い知見とネットワークを活かし新たなファイナンスの検討を進めていきたい」と説明した。市がメガバンクから人材を招くのは初めて。

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