ニューヨーク証券取引所(共同)

24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比42・77ドル安の3万8460・92ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始が遅れるとの懸念から、リスク回避の売りが優勢となった。

米長期金利が上昇したことも投資家心理を悪化させた。ただ、主要IT企業の決算発表や個人消費支出(PCE)物価指数の発表を控えて様子見ムードも強く、下げ幅は限られた。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日続伸し、16・11ポイント高の1万5712・75。

個別銘柄では、航空宇宙機器のボーイングや住宅用品販売のホーム・デポの下落が目立った。飲料のコカ・コーラは買われた。(共同)

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