関西みらい教育文化財団の西山和宏理事長(右)が学校の担当者に贈呈書を授与した(10日、大阪市)

りそなホールディングス傘下の関西みらい銀行の公益財団法人、関西みらい教育文化財団(大阪市)は10日、大阪府内の小学校が本の購入費に充てる助成金の贈呈式を開いた。助成した学校は累計490校にのぼり、助成総額は1億円を突破した。

関西みらい教育文化財団は、関西みらい銀の前身行のひとつである近畿銀行が1993年に設立した財団が母体となっている。府内の公立小学校に対して毎年助成しており、今回は府内の小学校20校にそれぞれ15万円を助成した。

財団の西山和宏理事長(関西みらい銀行社長)は「31年間続けてきた結果、助成が1億円となり歴史的な重みを感じる」と話した。国際的に活躍するためには自国のことを知る必要があるとし、子どもたちへは「日本の文化や伝統に関する本をしっかり読んで知識を身につけてほしい」と訴えた。

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