ビール大手4社が10日発表した9月のビール類販売数量は、キリンビールの推計で前年同月比22%減だった。第三のビールが昨年に増税前の駆け込み需要があった反動で大きく落ち込んだことが響いた。出荷日が前年同月より1日少なかったことも数量を押し下げた。  昨年10月の酒税改正ではビールが減税、発泡酒が据え置き、第三のビールが増税となった。昨年9月には量販店で第三のビールの売り場が拡充され、数量が伸びていた。  メーカー別の販売数量は、第三のビールの比率が高いキリンビールが25%減、サントリーは24%減だった。サッポロビールは10%減。金額ベースで公表しているアサヒビールは19%減だった。


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