10日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=149円台前半で取引された。  午前10時現在は前日比66銭円安ドル高の1ドル=149円21~22銭。ユーロは42銭円安ユーロ高の1ユーロ=163円24~26銭。  米景気の先行き懸念が和らぎ、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利下げ観測がやや後退した。日米の金利差が急速には縮まらないとの見方から円売りドル買いが優勢だった。  市場関係者は「米国の株高などを背景に、比較的安全な資産とされる円を売る動きが出た」と指摘した。


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