9日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円台後半で取引された。  午後5時現在は前日比96銭円安ドル高の1ドル=148円55~57銭。ユーロは55銭円安ユーロ高の1ユーロ=162円82~86銭。  米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅な利下げ観測が後退し、日米の金利差は急速には縮まりにくいとの見方が意識された。米国の金融政策の判断材料となる10日の米消費者物価指数の内容を見極めようと、投資家の様子見姿勢も強かった。  市場では「取引材料が乏しく値動きは大きくなかった」(大手証券関係者)との声があった。


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