山梨中央銀行は営業店のデジタルサイネージ(電子掲示板)を活用する広告配信サービスを始めた。取引先の商品・サービスを来店客にPRし、販路拡大や知名度向上を支援する。銀行の保有資産を有効活用して収益増につなげる。
山梨県内や東京都内などの全73店舗のサイネージに15秒の動画広告または画像広告を約15分ごとに配信する。1カ月契約で計約3万回の掲出になるという。2週間単位の契約や県内店舗限定の配信などもできる。これまでは自社の金融商品などのPRに使っていた。
同行がネット上で運営する情報発信サイト「ふじのーと」でも広告を掲載する。画像3枚と紹介文1000文字以内の広告ページを1カ月単位で掲出する。ふじのーとは山梨県の観光やグルメ情報などを発信しており、県外からのアクセスも含めて月間約15万ページビューがあるという。
広告単価は契約内容によって異なるが、2週間または1カ月で3万〜11万円(税別)。
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