政府は、液化天然ガス(LNG)の生産過程で生じるメタンの排出削減に向け、国際的な枠組みを拡大する。関西電力などLNGを輸入する日韓の事業者24社が連携し、生産者にメタン排出量の開示を促す。排出削減に意欲的な生産者を公開し、取引の活性化などを通じ業界全体で脱炭素化の取り組みを加速させる。  発電会社JERA(ジェラ)と韓国ガス公社が昨年7月に発表したメタン削減の協力枠組みに、国内の大手電力や都市ガス会社、大手商社が加わる。広島市で6日に開かれた国際会議「LNG産消会議」で各社が参画を表明。連携企業によるLNGの年間取引量は計約1億トンで、世界全体の流通量の4分の1程度になる。


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