筑邦銀行は商工中金との連携を通じて協調融資の幹事役としてのノウハウ獲得を狙う

筑邦銀行は4日、シンジケートローン(協調融資)の分野で商工組合中央金庫と連携する覚書を結んだ。大口の資金調達を検討する顧客を紹介したり、金融ノウハウを共有したりする。連携を通じて筑邦銀がアレンジャー(幹事)として主導する案件にも取り組み、協調融資の知見を蓄えたい考えだ。

筑邦銀と商工中金はこれまでも協調融資を手掛けていたが、連携を通じて案件紹介などの取り組みをさらに強化する。九州・沖縄では琉球銀行なども商工中金と協調融資の分野で連携している。沖縄県で2025年に開業予定のテーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)」への協調融資では、琉球銀と商工中金が共同で幹事を務めた。

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