2日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台前半で取引された。  午後5時現在は前日比11銭円高ドル安の1ドル=144円05~08銭。ユーロは83銭円高ユーロ安の1ユーロ=159円42~46銭。  中東情勢の緊迫化を受けたリスク回避の円買いが総じて優勢だった。他方、1日の会見で石破茂首相が「金融緩和の基調は維持される」との期待感を示したことが意識され、円買いの勢いが鈍る場面も。「国内輸入企業が決済で使うドルを買う動きもあった」(外為ブローカー)という。


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