セブン―イレブン・ジャパンは1日、ポイント還元を15日から強化すると発表した。スマートフォンを使ったタッチ決済の還元率を実質7・5%から10%に引き上げる。セブンのアプリと、三井住友フィナンシャルグループの「Vポイント」をひも付けることなどが条件。物価高が続く中、コンビニ大手はお得感を強調する取り組みを相次いで打ち出している。  三井住友カードのスマホタッチ決済で付与するVポイントを、現行の7%から9・5%に引き上げる。会計時にセブンのアプリを提示するとポイント「セブンマイル」が0・5%たまるため、合計で最大10%となる。  セブンの永松文彦社長は東京都内で記者会見し「Vポイントは8千万人以上の利用者がいる。新たなお客さまをお迎えできることを楽しみにしている」と話した。セブンは9月に低価格商品を拡充しており、コンビニは割高というイメージの払拭を図っている。  ローソンは、資本業務提携するKDDIの有料サービスに登録すれば、還元率を2%に引き上げる制度を2日に開始する。


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