日銀は27日、2024年度の職員給与で3.1%のベースアップ(ベア)を実施すると発表した。基本給の底上げであるベアは3年連続で、引き上げ幅は1998年度に現行基準になって以降では最大となる。日銀では金融機関など民間企業の賃金動向を踏まえた上で労使交渉でベア水準を決めている。

管理職以外の職員が対象となる。1.9%だった23年度と比べ大幅に増えた。連合によると、春季労使交渉(春闘)の賃上げでベアの平均上げ幅は3.56%だった。

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