キリンホールディングスは26日、女性の飲酒による健康リスクを啓発するセミナーを設けると発表した。女性がアルコールの影響を受けやすいことや、習慣的に飲酒する女性が増加していることが背景にある。厚生労働省の飲酒ガイドライン発表を受け、ビール大手は適正飲酒の取り組みを強化している。  セミナーは60分で、30~50人程度の団体が対象。料金は1人300円。男性の参加も可能だ。飲酒に関する「体質と適量」のほか、女性の健康リスクなどについて説明する。  他社ではアサヒビールが9月、「責任ある飲酒の推進」に特化した部署を新設した。


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