七十七銀行は12日、自動搬送ロボット開発のLexxPluss(レックスプラス、川崎市)に投資したと発表した。傘下のベンチャーキャピタル、七十七キャピタル(仙台市)と組成した「2号ファンド」から3000万円を出資した。
レックスプラスは自動搬送ロボット「Lexx500」やその運行管理システムの開発、製造を手掛けるスタートアップ。所定の軌道を高精度で走る技術と、自律的に障害物を検知して迂回する技術を併用して走行する国内唯一のロボットという。
物流の中継拠点や製造工場での活躍が期待される。既にSGホールディングス傘下の佐川急便で採用されている。今後、米国での販売も視野に入れる。今回の資金は国内外での拡販に用いる。
七十七キャピタルの担当者は「物流施設が増える東北でもLexx500の採用数を増やしたい」と語った。
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