昨年8月、強い日差しと高温で一部分が赤くならずに茶色っぽく変色する「日焼け」したリンゴ=青森県弘前市(同市提供)

 農林水産省は7日までに、2024年産リンゴの収穫量について、高温対策に取り組むことを前提に前年に比べて10万4千トン増となる70万8千トンとの見通しを示した。23年産は18・1%減の60万3800トンで比較可能な1973年以降で過去最低だった。産地の青森県の担当者は「各品種とも生育は良好だ。ただ暑い日が続くので高温対策など適正な管理が重要だ」と指摘する。  農水省は、24年産のふじが35万6千トン、つがるが7万9千トン、その他は27万2千トンの生産量を見込んだ。一部で収穫が始まっている青森県は8月1日時点で、県内全体で42万1500トンの収穫を予想する。


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