しずおかフィナンシャルグループ(FG)は生成AI(人工知能)を業務で効率的に使うため従業員からアイデアを募る。ソフトバンクやシステム開発のJTPと組み、10月に審査会を開く。アイデアを活用して生成AIによる業務システムの内製化も目指す。

「生成AIアイデアコンテスト」の名称で傘下の静岡銀行をはじめグループの全役職員から参加を募る。2部門があり、よく使うAIへの質問文(プロンプト)を考えて定型文にするプロンプトコンテストは10月下旬に書類審査の結果を発表する。活用アイデアコンテストは10月にプレゼン大会を開く。

しずおかFGは情報担当役員(CIO)をAIで再現する実験なども進めている。生成AIと行内データの連携強化も検討しており、コンテストに寄せられたアイデアを活用する方針だ。

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