千葉銀行は県内最大のオフィスビル、ワールドビジネスガーデン(WBG)を裏付け資産にした不動産私募ファンドに投融資した。WBGは一部が売りに出されるという話が出ていたとされる。同行は「不動産ファンドへの投融資を通じて、ビルの稼働を支え地域経済の安定的な発展に貢献していく」と説明する。
具体的な金額は非公表。WBGは1991年に竣工し、当時はサンシャイン60(東京・豊島)に次ぐ延べ床面積をほこっていた。現在は千葉銀の支店のほか、複数の大手や外資系の企業が入居し千葉市の幕張新都心の「シンボル」といえる建物になっている。
千葉銀は2022年に不動産ファンド事業に参入、取引先への成長資金の提供や投資支援などに活用してきた。
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