長野県の阿部守一知事は22日、県庁でJR東海の丹羽俊介社長と会談し、リニア中央新幹線で県内に設置される新駅について、1時間に複数本の列車が停車するよう要望した。丹羽氏は「開業時期の経済状況や駅周辺の開発状況を踏まえて決定していく」と述べるにとどまった。  阿部氏とJR東海社長の会談はおおむね毎年実施され、今回で9回目。丹羽氏は冒頭、開業時期について2027年は断念しており、現時点で示せないことなどを説明した。  阿部氏は終了後の取材に「地域の思いなどを伝えることができた。今後の対応に生かしていただきたい」と強調。丹羽氏は「早期開業に向け全力で取り組む」とするコメントを発表した。


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