28日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台前半で取引された。  午前10時現在は前日比87銭円高ドル安の1ドル=144円11~12銭。ユーロは75銭円高ユーロ安の1ユーロ=161円10~13銭。  米連邦準備制度理事会(FRB)が9月の会合で利下げを決めるとの観測が改めて意識され、日米金利差が縮小するとの思惑から円を買ってドルを売る動きが優勢となった。  市場関係者は「米国の経済が過度に冷え込まず、軟着陸できるかどうかが市場の大きな関心事になっている」と話した。


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