四国銀行は20日、貸出金利などの基準となる短期プライムレート(短プラ)を現行の1.975%から2.125%に引き上げると発表した。10月1日から適用する。日銀の追加利上げに伴う措置で、引き上げは2007年以来17年ぶりとなる。

普通預金、定期預金の金利も引き上げる。普通預金は0.02%から0.1%に上げる。定期預金の1カ月・3カ月・6カ月物は0.025%から0.105%に、1年・2年物は0.025%から0.11%に上げる。いずれも9月2日に改定する。

四国の金融機関では百十四銀行や伊予銀行などが短プラの引き上げを発表している。預金金利の引き上げ表明も相次いでおり、市場金利の動向を踏まえた対応が本格化している。

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