秋田、岩手、山形県に本店を置く秋田銀行、岩手銀行、北日本銀行、東北銀行、山形銀行の5行は15日、貸出金利の基準となる短期プライムレート(短プラ)を0.15%引き上げて2.125%にするとそれぞれ発表した。9月2日から適用する。日銀が7月31日に追加利上げを決定したことに伴う措置。
短プラは中小企業向けの融資や変動型の住宅ローン金利の指標となっている。東北に本店を置く地銀ではこれまでに、七十七銀行と仙台銀行が9月2日から、大東銀行と東邦銀行が10月1日から短プラをそれぞれ0.15%引き上げることを決めている。
山形銀は普通預金金利を9月2日に0.02%から0.1%へと引き上げることも発表した。
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