【ワシントン共同】米労働省が14日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2・9%上昇した。伸び率は4カ月連続で縮小し、3・0%程度の上昇を見込んだ市場予想を下回った。変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は3・2%上昇し、市場予想と同程度だった。  米連邦準備制度理事会(FRB)は9月の政策金利の引き下げを視野に入れる。目標とする物価上昇率2%に向けてCPIは縮小が続いており、後押しとなる可能性がある。


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