セブン&アイ・ホールディングスは14日、2030年度までにグループで使う電気の約40%を再生可能エネルギー由来にする目標を発表した。子会社を新設し、再エネ由来の電気の調達を加速する。  子会社は「セブン&アイ・エナジーマネジメント」(東京)。来年4月以降、各地の太陽光発電所などから電気を買い、セブン―イレブンやイトーヨーカドーの店舗に供給する。電気が余れば、取引先への販売も視野に入れる。  24年度の再エネ由来の比率は約10%を見込む。現状は再エネの確保は外注しているが、子会社設立により調達先の幅を広げる。  小売業界では、イオンも同様の取り組みを始めている。


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