東北地方6県に本店を置く地方銀行のうち10行は9日、普通預金金利を0.02%から0.1%に引き上げると発表した。10行すべて9月2日から適用する。青森銀行、みちのく銀行、岩手銀行、北日本銀行、東北銀行、七十七銀行、秋田銀行、北都銀行、福島銀行、大東銀行が明かした。

仙台銀行と東邦銀行は既に0.1%への引き上げを公表している。日銀が7月末に追加の利上げを決めたことに伴う措置で、貸し出しの原資となる預金獲得を狙う。

一部地銀は貸出金利の基準となる短期プライムレート(短プラ)の引き上げも発表した。七十七銀は9月2日に1.975%から2.125%に、仙台銀は2.35%から2.5%に引き上げる。大東銀は10月1日に2.475%から2.625%に上げる。

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