福井銀行が9日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比4.9倍の41億円だった。本業の貸出金利息などが堅調に増えたほか、償却債権の取り立て益を今期に10億円計上したのが利益を押し上げた。

福井銀単体の実質業務純益は2.7倍の31億円だった。顧客への資金繰り支援などに力を入れ、貸出金利回りも順調に推移したため貸出金利息が増え、資金運用収益を押し上げた。有価証券の運用残高の増加により利息配当金も増加した。

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