壁画の前に立つ関西みらい銀行の西山和宏社長(右)=大阪市

りそなホールディングス傘下の関西みらい銀行は9日、針中野支店(大阪市)の外壁に描いた壁画を公開した。壁画制作のスタートアップであるWALL SHARE(大阪市)と連携し、町のにぎわいづくりにつなげたい考えだ。

壁画の大きさは縦8メートル、横20メートル。全体は関西みらい銀行のコーポレートカラーである緑をモチーフにしており、未来の生き物をイメージしたキャラクターが自然の中を歩いている様子を描いた。銀行が支店の外壁にアートを描くのは珍しく、窓がないため大きな壁画に仕上がった。

関西みらい銀行の西山和宏社長は「今回の取り組みではアーティストが活躍できる機会を提供することにもつながった」とし、「これからの銀行は本業以外の部分で『地域になくてはならない』と思ってもらえることも大切だ」と話した。

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