群馬銀行は、貸出金利の基準となる短期プライムレート(短プラ)を現行の1.975%から2.125%に引き上げると発表した。短プラの引き上げは2007年3月以来17年半ぶり。24年7月末の日銀による追加利上げを踏まえた。円普通預金の金利も現行の0.02%から0.1%に引き上げる。いずれも9月2日から適用する。
短プラは信用力のある企業に適用する期間1年未満の短期貸し出しの最優遇貸出金利で、中小企業向けの融資や変動型の住宅ローン金利の指標となる。群馬銀の法人向け貸し出し(6月末時点)に占めるプライム連動の割合は23%という。
円預金金利の引き上げについては普通預金のほか、貯蓄預金や通知預金、納税準備預金も同様に現行の0.02%から0.1%に9月2日から引き上げる。円定期預金金利の引き上げも予定している。
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