セブンイレブンの店舗=東京都千代田区

コンビニ最大手のセブン―イレブン・ジャパンが加盟店に廃棄前の商品の値引き販売を推奨することが19日、分かった。5月中旬から実施店舗の拡大を図る。食品ロス削減が狙いで、値引きによる売り上げ増にもつなげる。

対象はおにぎりや弁当などの約300品目。店舗ごとに商品を管理するシステムを使い、対象を選定する。廃棄の数時間前に値引きのシールを貼る。

これまでも加盟店の判断で値引きはされていたが、常に値引きをする店舗は約3割にとどまっていた。セブン本部が値引きに積極的な姿勢を示すことで、値下げを後押しする。ただ、あくまでも判断は加盟店に委ねる。

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