滋賀銀行と南都銀行は8日、貸出金利の基準となる短期プライムレート(短プラ)を引き上げると発表した。両行ともにこれまでの2.175%から2.325%とし、9月2日から適用する。短プラは中小企業向け融資や変動型の住宅ローン金利の指標となる。

短プラの引き上げは、日銀が7月31日に追加利上げを決めたことに伴う措置で、関西ではこれまでにりそなホールディングス傘下の関西みらい銀行とみなと銀行、池田泉州銀行、紀陽銀行、京都フィナンシャルグループ傘下の京都銀行が引き上げを発表していた。関西の主要7地銀すべてが短プラの引き上げで足並みをそろえた。

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