JR上場4社の2024年4~6月期連結決算が6日、出そろった。日本人だけでなく、インバウンド(訪日客)の需要などを追い風に鉄道事業が好調で、各社ともに増収となった。  売上高は東日本が9・1%増の6866億円、東海が10・2%増の4352億円、西日本が9・1%増で過去最高の4027億円、九州が6・4%増の1041億円だった。鉄道利用が増えたことで、駅の店舗や周辺のホテルの売り上げも伸びた。  純利益は、東日本が63・6%増の733億円、東海が32・3%増の1197億円、西日本が14・9%増の382億円、九州が35・8%減の114億円。25年3月期の業績予想は4社とも据え置いた。


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