農林中央金庫(農林中金)が1日発表した2024年4~6月期連結決算は、純損益が4127億円の赤字(前年同期は638億円の黒字)に転落した。外国債券の売却に伴って多額の損失を計上したのが主因だ。24年度中に約1兆3千億円の資本増強を完了するめどが付いたことも明らかにした。  25年3月期の純損益は1兆5千億円規模の赤字になる可能性がある。農林中金は財務基盤の強化に向けた協議を出資者の農業協同組合(JA)などと進めていた。


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