栃木銀行が31日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比86%増の10億円だった。前年同期の反動で与信コストが約6億円減り、貸出金利息や手数料収入が増えた。本業のもうけを示す単体のコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は同8%増の19億円だった。

6月末時点の単体の貸出金残高は3月末比1%増の2兆722億円、有価証券評価損は同4%増の352億円だった。25年3月期通期の連結業績予想は売上高にあたる経常収益が前期比5%減の430億円、純利益が71%増の36億円を据え置く。

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