日本取引所グループ(JPX)が30日に発表した2024年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比11%減の157億円だった。賃上げで人件費がかさんだほか、システム開発やクラウド利用の増加でシステムの維持・運営費も重荷になった。

売上高にあたる営業収益は9%増の403億円だった。現物株やデリバティブ(金融派生商品)の取引料収入が増えた。

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