大光銀行が30日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比59%増の8億8300万円だった。不良債権処理額といった実質与信関係費用が前年同期から大幅減となったことなどが寄与した。本業のもうけを示す単体のコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は31%増の12億円だった。

連結経常収益は貸出金利息や有価証券利息配当金などが増加した一方、その他経常収益の減少などで6%減の54億円となった。

預金と譲渡性預金を合わせた残高(6月末)は個人が減少したが、法人や公金が増加して23年6月末比1%増の1兆4991億円となった。貸出金残高(同)は事業者向けや消費者ローンが増加し、1%増の1兆1404億円だった。

25年3月通期の見通しは純利益が前期比26%増の21億円、経常収益は同8%減の201億円で据え置いた。

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