全日空機の尾翼

 ANAホールディングス(HD)が30日発表した2024年4~6月期の売上高は、前年同期比12・1%増の5167億円となり、4~6月期として過去最高を更新した。旺盛なインバウンド(訪日客)需要を取り込み、国際線旅客が好調だった。  ただ飛行機のエンジン関連の整備費用がかさんだことや人件費の増加が重荷となり、純利益は19・5%減の247億円だった。  旅客数は傘下の全日本空輸が運航する国際線が16・2%、国内線は1・1%それぞれ増えた。今後、欧州方面への増便や新規就航などを予定しており、需要の獲得を目指す。


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