八十二銀行はローンの相談に対応する「ローンプラザ」の一部を長野銀行の店舗に移転する。県内に10カ所ある同プラザのうち4カ所が対象。両行は2026年1月に合併を予定しており、立地や駐車場の広さといった条件のよい建物を活用して利便性向上を図る。

合併前に八十二銀の支店から長野銀の支店に移転するのは2カ所。安曇野市の「ローンプラザ安曇野」は24年10月に長野銀豊科支店内に、松本市の「ローンプラザ南松本」は25年4月に長野銀高宮支店内に移転する。両支店は26年の合併時に八十二銀の支店と統合して廃止される予定で、それぞれローンプラザが建物に残る格好だ。

長野市と飯田市の2カ所は26年1月の合併に合わせて移転する。長野市では八十二銀昭和通営業部内にある「ローンプラザ昭和通」が、現在は長野銀長野営業部が入る建物に移転する。名称は「ローンプラザ長野」に変更する予定。飯田市では八十二銀上郷支店内にある「ローンプラザ飯田」が、現在は長野銀飯田支店が入る建物に移転する。

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