七十七銀行は22日、再生医療製品の開発などを手掛けるひろさきLI(東京・千代田)に投資したと発表した。傘下の七十七キャピタル(仙台市)と組成した2号ファンドを通じ、複数の投資会社と共同で計23億8000万円を投じた。

総額20億円の2号ファンドを通じた投資は24件目。七十七銀はベンチャー企業への投資を拡大し、出資先の多角化を狙う。

ひろさきLIは青森県弘前市が発祥で、自家細胞培養の技術を用いた再生医療製品を研究している。難治性の眼病である角膜上皮幹細胞疲弊症(LSCD)の治療薬「サクラシー」の製造販売承認を受け、医療機関に供給するなど実績がある。

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