キックオフイベントであいさつする池田泉州銀行の塚越治・取締役専務執行役員(11日、大阪市)

池田泉州銀行は11日、企業の新規事業の創出を後押しする取り組みを始めた。大手会計事務所のKPMGジャパンと連携し、企業とスタートアップの仲介やビジネスモデルの策定、事業化に向けた実証実験まで約9カ月間にわたって支援する。

支援対象となる企業は新規事業のテーマを設定し、池田泉州銀とKPMGから協業先となるスタートアップの紹介を受け、実証実験を通して事業化につなげる。11日に大阪市内で開いたキックオフイベントで、池田泉州銀の塚越治・取締役専務執行役員は「企業の期待に応えられるよう銀行のネットワークを存分に発揮する」と話した。

支援は子供服メーカーのオーパス(大阪府箕面市)と子ども向け写真館のスタジオアリス(大阪市)、金属加工のトーヨーメタル(堺市)、建設コンサルタントの日本振興(大阪市)、食肉卸のPFC(大阪市)、非破壊検査のポニー工業(大阪市)の計6社を対象とする。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。