東和銀行は、10月から紙帳票の取扱手数料を新設する。総合振込依頼書や給与・賞与振込依頼書などを対象に2200円の負担を顧客に求める。紙を用いた取引を減らして事務負担の削減やペーパーレス化を進め、インターネットバンキングの利用を促す。

通常の振込手数料に加えて紙帳票取扱手数料がかかる。顧客が作るすべての連記式振込依頼書も対象。単票式の振込依頼書も5枚以上の場合は同額の手数料がかかる。

同行によるとネットバンキングの普及で紙の振込依頼の件数は減りつつある。担当者は「銀行内での紙の使用を極力減らしていきたい」としている。群馬県内の地銀では群馬銀行が2023年3月31日から紙帳票の取り扱いを終了している。

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