北洋銀行は9日、自行グループから出る二酸化炭素(CO2)排出量について、2030年度の削減目標を13年度比で80%減とすると発表した。従来目標の60%減から引き上げた。23年度時点で57%減まで達しており、これまでの目標を前倒しで達成する見込みとなったため。

同行は道内2拠点に対して、CO2排出量の削減分を国が認証する「Jークレジット」を活用したカーボンニュートラル天然ガスを北海道ガスから調達する。削減量は年820トンになり、同行の全店舗で使う都市ガス由来のCO2の6割強に相当する。

電気自動車(EV)へのシフトや店舗敷地への発電設備導入なども進め、50年度のカーボンニュートラル(温暖化ガス排出量実質ゼロ)を目指す。

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