山彦会の新施設は交番(手前左)と一体構造(9日、京都市)

京都中央信用金庫は9日、社会福祉法人山彦会(京都府京丹波町)に社会課題の解決に役立つソーシャルローン(社会的融資)の枠組みで融資したと発表した。山彦会は京都市下京区における特別養護老人ホームやグループホームなどの複合施設の新設に活用した。京都府の土地で、近隣の交番も移転して一体型の施設として建設。交番と建物を共有する社会福祉施設は全国でも珍しいという。

今回の融資は社会課題の解決などに貢献するソーシャルローンとして第三者機関からの認証を受けた。京都中央信用金庫は2030年までに持続可能性に貢献するサステナブルファイナンスの実行額の目標を5000億円に定めた。

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