三菱重工業は28日、新聞を印刷する輪転機の新規製造をやめると発表した。アフターサービスを当面継続した後、最終的には事業から撤退する。同社は輪転機の国内シェア約5割を握っている。事業に携わる人材の高齢化や、部品の調達が困難になっているのを踏まえたという。  新規製造は既に注文を受けている分で終了し、新たな注文は受け付けない。アフターサービスは最長でも2036年3月までに終了する。三菱重工は1966年から新聞輪転機事業を始め、納入台数は累計で670台を超える。


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