1ドル=161円台を付けた円相場を示すモニター=28日午前、東京・東新橋

 28日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=161円台を付けた。1986年12月以来、37年半ぶりの円安水準。市場では、政府・日銀による円買い介入に対する警戒感も強まっている。  午前10時現在は前日比58銭円安ドル高の1ドル=161円12~13銭。ユーロは74銭円安ユーロ高の1ユーロ=172円35~38銭。  日米の金利差が開いた状況が当面続くとの見方から、ドル買い円売りの動きが先行した。輸入企業による実需のドル買いもあった。  外為ブローカーは「月末ということもあり、値動きが激しい」と指摘した。


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