初会合には参加企業のトップらが出席した(17日、長野市)

八十二銀行と長野銀行、KPMGジャパンは17日、長野県内企業の新規事業立ち上げを後押しする「信州新規事業創出プログラム」を始めた。非金融分野で本業支援の一環として位置づける。参加企業の社員がアイデアを出し、両行とKPMGの担当者らが助言して経営課題の解決を目指す。

プログラムは9カ月間で、スタートアップとの連携や実証実験に取り組み事業化の可能性を探る。参加するのはライト光機製作所(諏訪市)、塚田理研工業(駒ケ根市)、都筑製作所(坂城町)、ミールケア(長野市)の4社。各社から5人ほどが参加するという。

17日、長野市の八十二銀本店で初会合を開いた。塚田理研工業の下島聡社長は「自分たちの技術を世の中に問うことができる。参加したいという社員の声も多く、ワクワクしている」と話した。

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