スリランカの最大都市コロンボの港＝５月（ロイター＝共同）
【ニューデリー共同】債務危機に陥っているスリランカの大統領府は２６日、日本など債権国と債務再編に向けた協定に署名したと発表した。対象となるのは計約５８億ドル（約９３００億円）。２国間融資で最大の債権国の中国は加わっていないが、大統領府は中国輸出入銀行との交渉も決着したとしている。 金利の引き下げなどの債務軽減策が図られるといい、スリランカの経済状況が改善に向かうことが期待できそうだ。 スリランカは２０２２年に事実上のデフォルト（債務不履行）状態に陥った。２３年に日本を含む債権国会合や中国と債務再編に向けた条件などで基本的な合意に達した。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
